強迫性障害の全貌

強迫性障害の知識の普及 Link Free

普通の人でもできる感染症対策のまとめ その二

新型コロナは乾燥に強いのか弱いのか?

これは、実験するべきだと日本政府に意見してあるのですが、アメリカの科学技術局では高温・高湿度の環境下で、威力が弱まるとの見解を示したそうです。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/technology/2020/04/post-93230.php

暗くて湿度が低い環境では、新型コロナはステンレス鋼など通気性のない素材の上で、18時間かけて威力を半減させるが、高湿度の環境ではこの時間が6時間に減り、高湿度の環境で日光に当てれば、2分に短縮される。
空気中の新型コロナは暗い室内で1時間かけて威力が半減したのに対し、日光に当てた場合は90秒に短縮した。
と書かれています。

日光や紫外線に弱いことは常識的ですが、新型コロナが最も生存しやすいのは屋内の空気が乾燥した環境
とも書かれています。

そうすると、前回の記事で参考にした、
https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=14278
この話(乾燥すると感染性を無くす)とは真逆になります。こちらの方は、文献を元に書いていますから、実験したわけではなさそうです。

高温多湿に弱いという話は前々からあったのですが、乾燥すると感染性を無くすという説とは矛盾していたのです。

室内は乾燥させたほうがいいのか、加湿したほうがいいのか、どちらでしょう。

乾燥すると無害化するならば、感染者の呼気(息)に含まれていた場合、そういう細かい飛沫は乾燥しやすいので、2メートル内ですぐに乾燥して感染性が無くなり、相手と2メートル離れていれば、もし吸い込んでも感染し難いはずです。

乾燥に強いのだとしたら、唾液の飛沫(シブキ)に包まれた状態ではなく、飛沫核(水分に包まれない状態の新型コロナ)でも感染力が保持されることになり、飛沫感染エアロゾル(細かい飛沫)感染だけでなく、空気感染もありえることになります。

飛沫や鼻水などの体液に含まれたり、湿った粘膜に感染するのに、高湿度に弱いのはなぜか?

高湿度に弱いとしたら、水蒸気=水分に弱いとも考えられ、実は、新型コロナは、飛沫や鼻水などの体液に包まれた状態は、苦手ではあるが、体内に感染してしまえば、そうでもないということでしょうか。
その上、そこは日光も当たらないので、居心地が良い環境に変わる。

そのアメリカの実験の記事では、乾燥した環境で、日光に当てた場合が書かれていないので、はっきりしませんが、仮に乾燥には強いのだとしたら、そのことが感染が拡大しやすい理由だと考えられます。

飛沫は細かいほど、空気中に残りやすく、それが乾燥した状態では、ホコリのようにフラフラと空気中に舞い、吸い込みやすいので、もし、湿気に弱い=乾燥に強く、乾燥しても感染性が保持されるとしたら、換気の悪い室内であると空気感染のようなことが起こりやすくなります。

そして、物に付着していた飛沫が乾燥して、飛沫核(新型コロナ自体)だけが、空気中に浮遊して、それを吸っても感染することになります。

飛沫やエアロゾルに包まれた状態だけでなく、その水分がなくなって、ホコリのように空中に舞った乾燥コロナでも感染力が保持されている。
ですから、吸い込みやすくて、感染しやすいということになります。

逆に、もし乾燥に弱ければ、そういう飛沫核(乾燥コロナ)には感染力はないことになります。
飛沫やエアロゾルなどに包まれた状態のコロナだけを防げばいいので、これであれば、マスクをして、2メートルぐらい離れることで、感染し難いのです。

しかし、実際に世界中に感染拡大していることを考えると、ある程度は乾燥に強い=空気感染に近いことが起こっているのかもしれません。

飛沫やエアロゾルなどに包まれていない乾燥した新型コロナ自体(飛沫核)の感染力の保持時間についての実験を日本でも早急にするべきです。

そういう実験をしないと、室内を乾燥(除湿)するべきか、加湿するべきかは、まだはっきりしませんが、複数の人がいる室内、建物の中などは、換気扇を使ったり、窓を開けるなどして、できる限り換気したほうが良いのは間違いありません。


もう1つの問題は、目から感染するか?ということです。

これは涙には特殊な消毒作用があり、とか、目と鼻が内側で器官的に繋がっていても、その間にフィルターのようなものがあるから感染しないとか、そういうことがない限り、ありえる話です。

ですが、飛沫が飛んできたら、反射的にまぶたが閉じるし、呼気などの細かい飛沫が入っても、それが鼻のほうに流れて行くとは限りません。
大泣きして手に涙が付いているとしても、人にうつすことを防ぐと言う意味では、手洗いとか、マスクをすればいいことで、うつされないために、ゴーグルやメガネなどをするかは、個人の判断とするのが良さそうです。

もし、水うがいに効果があるならば、目を洗うのも効果があるので、その程度はしたいところですが、顔を全体的に洗ってからのほうが清潔です。

空中に舞う乾燥コロナ対策としては、痰や鼻水などの付いたティッシュペーパーなどは、ビニール袋などに入れてから、ゴミ箱に入れるなどしましょう。

もちろん外出着のまま布団に寝るとかも控えたいことです。

飛沫は何かに付着することもあれば、そうでなければ、床に落下します。
歩道に、唾などを落とす人もいますから、建物の床や歩道は汚いことを意識しましょう。


今回は、普通の人でもできる感染症対策の記事ですので、強迫性障害については特に書きませんでした。
汚染恐怖や不潔恐怖の人だと、たぶん、コロナ以外のことで、元々からやっている対策などがあって、それはコロナ対策とそんなに変わらないと思いますが、汚れへの抵抗で、掃除ができない人がいるように、消毒液を共用したりという、みんながやっていることができない場合もあるかもしれません。

無理にみんなに合わせなくてもいいので、自分のやり方で、コロナを乗り越えましょう。


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