2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧
「強迫行為は現実の問題を解消する行為ではない」という考えは、強迫症の人のストレスを理解できていないことによる誤解です。 その元には、「強迫観念は想像上の害」という考えがあるのですが、これも少し誤解というかピントのずれた考えなのです。強迫観念…
強迫観念が浮かびやすいのは、根本的には刺激に敏感でストレスに弱いことが原因となっています。 前回書きましたが、通常、刺激や情報は、感覚器官→神経→脳→心と伝わりますが、過敏であると、感覚器官→神経→脳→心のルートの全てに刺激や情報が伝わったままし…
-------厚労省に意見したい場合、文字数制限がありますので、コピーする人はここから下をコピーしてください-------- 精神障害者保健福祉手帳用の診断書様式に不適切な部分があります。 手帳用診断書の生活能力の状態の判定項目として、身辺の清潔保持身辺の…
AD/HDの人が強迫症になりやすいのは、注意力がないこととか焦りやすいことで、ミスをしたり、実害を受けやすいからです。ADHDであると、なかなかリラックスすることもできずに、気が休まらず、不安が増えていき、身の周りのいろんなことが強迫的に感じられる…
強迫観念(表象幻覚、妄想的思考)は「現実の何か」による不安や嫌悪、恐怖などをともなう思考です。自分の意に関わらず浮かんでしまう嫌な考えイメージ、記憶などですが、気分とか感情とか衝動や感覚などにも強迫されます。自分の意に関わらず浮かんでしまう…