強迫性障害の全貌

強迫性障害の知識の普及 Link Free

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

強迫性障害は本当に治せるのか?

治せますという人達に共通しているのは、本などを売っていたり、高額な行動療法カウンセリングなどを(保険適用せずに)メインにしていることです。治らないという本は売れませんし、治らない認知行動療法は誰も取り組みません。治せることにしないといけませ…

強迫症の人との同居/巻き込みでは悪化しない

このブログを立ち上げたきっかけは、ネットや本には強迫性障害の間違った説明が多いからです。完璧主義なのでやりすぎてしまうとか、加減が分からなくなってしまうとか、人を巻き込むと症状が悪化するというのです。心の中の強迫観念は他人には分からないの…

強迫性障害は不安障害ではない?発達障害が土台?

ICD-11(最新の国際的な診断基準)では、強迫性障害は、不安障害の傘下から独立していますので、これからは、強迫性障害とは不安障害であるとの説明は不適切になります。 強迫症および関連症グループの代表が強迫性障害になりました。 ICD-11からは、基本的に…

強迫症の人との接し方 身近な人編

強迫症の人は理性が強いので、人前では症状を隠しますが、同居などの親密な関係の人の前では隠せないことが多くなり、症状を見られることもストレスになります。 汚染恐怖主体の重症の強迫症であれば、人との同居ができませんから、自ら一人暮らしを求めるよ…

強迫性障害は脳内免疫機能が弱いことが原因?

涙を流すだけでもセロトニンは増えるが、SSRIは涙を出にくくする作用がある。セロトニンの量は、状況によっても変化するから、セロトニンがどうこうというのは、症状の原因であり、同時に症状の結果でもあるとか。 SSRIは、治せるレベルの人を治しやすくする…

強迫症と自閉症スペクトラム障害の強迫感覚

自閉症スペクトラム障害と強迫症に共通点はあるのでしょうか? 下のほうには骨髄移植で強迫症状を完治させた実験についても書いています。

強迫観念とは?//強迫症の症状

神経過敏・・・刺激に対するバリアが弱い。不快であるほど刺激は強い。不快な思い自体からダメージを受ける。どうしても気になって頭(記憶)に残り続ける。それが起こり得る気がする。身の周りの不快な刺激が伝染する。過剰警戒心、ひきこもり。 強迫観念・・…

心と体、心と現実の区別//ニキビ強迫症

強迫症の人にニキビができると、難治性ニキビになりやすいかもしれません。 強迫症は精神の病気ですが、体質が大きく関係しているように思えます。その1つは神経過敏、感覚過敏、もしくはその情報の処理ですが、刺激を体全体で受け取ってしまう面があります…

HSP・HSCだと強迫症/強迫性障害になりやすい?

強迫観念主体の強迫症で一番多いのが、汚染恐怖や不潔恐怖ですが、病的に神経過敏な人が多いです。もちろん、強迫症になったから、神経過敏が強化されるという面はありますが、子供の頃は汚れを気にしてなくても、他の身の周りの刺激に弱いとかのデリケート…

強迫症とスプリット//薬

汚染恐怖で重症になりやすいのは、良いと悪い、きれいきたない、それがはっきりと分かれてないと不安になってしまうという分裂(スプリット)傾向が強い人です。その上、非現実的とも思える妄想的思考があります。神経過敏で、発達障害をベースに心が病んだ人…